トップ > 全国ネットのお知らせ・活動 > 公式ポスターデザインコンテスト2025 結果発表
2025.07.25お知らせ
子ども虐待防止オレンジリボン運動「公式ポスターデザインコンテスト2025」に多数のご応募を頂きまして誠にありがとうございました。
今年度も幅広い層の方々から、一般部門とユース部門、あわせて814点(一般:606点、ユース:208点)の作品が寄せられました。
どの作品も作者の想いや願いが込められた素晴らしい作品ばかりで、子ども虐待防止への意識が高まっていると感じられます。
審査員および共催企業・団体様による厳選なる選考会において、各賞が決定しましたので、今年度の受賞作品について発表いたします。
公式ポスターの部
・最優秀賞1名
・優秀賞1名
・オレンジリボンサポーター賞1名・・・最終選考作品の中からサポーターによるWEB投票にて決定
・特別賞1名
ユース部門(中学生以下)
・ユース最優秀賞1名
・ユース優秀賞2名
特別賞
・企業・団体賞、東京都福祉局長賞・・・9名
なお、このコンテストは、主旨にご賛同いただいた支援企業・団体の皆様と共催し、実施しております。
受賞されましたポスター作品は各企業・団体様オリジナルのオレンジリボン啓発ポスターとして、幅広く活用されます。
<審査員による審査>
駿河台大学 メディア情報学部 教授 | 城井 光広 氏 |
株式会社電通 BXCC ARデザイナー | 道寄 浩美 氏 |
全国児童養護施設協議会 会長 | 桑原 教修 氏 |
読売新聞東京本社 社会保障部 編集委員 | 二階堂 祥生 氏 |
児童虐待防止全国ネットワーク 理事長 | 川松 亮 |
2万7千名を超えるサポーター |
山之内 陽菜 様 |
子どもだけではなく親にも優しく気遣う環境や、周りの人のちょっとした優しさがあれば虐待は少しでも減るのではないかと考えます。親子が安心して暮らせることを願って作成しました。 この度は、素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。 |
佐々木 美樹子 様 |
周りに支えられて笑顔が輝いているイメージです。 この度は私の作品を優秀賞に選んでいただきありがとうございました。
|
梶原 七恵 様 |
この度は「オレンジリボンサポーター賞」に選んでいただき、誠にありがとうございます。2万6千人を超える皆様に評価をいただけたことがとても嬉しいです。 ![]() 一見伝わりにくいお子さんからの、静かな、でもそっと空に飛ばす「SOS」・・・そんな「わかりにくさ」を「わかりやすくする」ために、大人や社会ができることはまずは丁寧に見つめてあげること。その重要なメッセージを、優しく自然なトーンで、かつ洗練されたデザインで、みごとに視覚化されているところに、高く評価いたしました。 |
鈴木 康悦 様 |
素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。オレンジリボンのマークを見つめるうちに、母が子どもを抱きしめる姿が重なりました。悩んでいる方の中には、言葉を選びすぎて立ち止まってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、そっと抱きしめることだけでも心がつながる気がします。オレンジリボン運動が広まり、子どもたちが安心して過ごせる社会になることを願っています。 ![]() オレンジリボンの願いが込められたインパクトのある一枚です。力強くダイナミックにリボンを表現されたことで優しさと大きな愛がストレートに伝わってきます。 |
<ユース最優秀賞>
大石 和可子 様 |
素晴らしい賞に選んでいただきありがとうございました。このポスターをかくことで、オレンジリボンの活動について調べ、いろいろな方法で困っている子どもたちを助けられることを知ることができました。私のポスターによって、オレンジリボンの活動をもっと多くの人に知ってもらうことができたらいいなと思います。そして、みんなの優しさで、笑顔の子どもたちが増えることを願っています。 ![]() つらそうな人がいたときにどうすればよいのか、その方法を発想豊かにいろいろと考えて絵にした工夫が優れています。それをうまくリボンの絵の中におさめています。周りの人にはどんなかかわり方ができるのか考えさせてくれる、アイデアに満ちた作品だと思います。 |
<ユース優秀賞>
岡田 柚羽 様 |
優秀賞ありがとうございます。とても嬉しいです。 ![]() 小学生の作品として、オレンジリボンが宙を舞い、ハートの形を作るデザインがとても印象的です。 |
<ユース優秀賞>
堀之内 潤 様 |
この度は素晴らしい賞をいただきありがとうございます。子どもに虐待をして取り上げられているニュースを見るたび心がとても悲しくなります。 ![]() 中央に力強いオレンジリボンと幼子の小さな手、背景に安全・安心の象徴としてたくさんの鳩が描かれています。丁寧で力強く気持ちを込めて描かれている作品は、ユース作品の中でも、強い印象を受けた一枚です。 |
<東京都福祉局長賞>
大石 愛 様 |
「たよっていい」という最も伝えたいことが、一番に目に入って印象に残るように意識して制作を行いました。絵を描く様子を子どもの主観視点で描くとともに、温かみを感じていただけるような光の表現を意識しています。家庭内の問題はどうしても抱え込んでしまいがちで、周囲からしてもなかなか踏み込みにくいところであるかと思います。特に親は自分の責任だと背負い込んでしまうこともあるかもしれませんが、そうではなく、いつでも誰にでも頼ってもいいのだということを伝えたいです。 この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。 「たよっていいよ」という文言が前面に出ており、一人で抱え込まないことの大切さを感じることができる作品です。 |
<株式会社アイビー化粧品賞>
冨樫 穂果 様 |
児童虐待の報告件数が年々増加しているという情報を得て、制作させていただきました。また、「報告件数」というだけであって、今もまだどこかで助けが呼べず辛く苦しい思いをしているこどもが一人でも多く、早く救われることを願って制作しました。そして、子育てに不安やストレスを抱えているお父さんお母さんへ気軽に相談できるようなデザインを意識して制作しました。 この度は素晴らしい賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。 デザインから、明るい家族をイメージしやすく、笑顔あふれる家族像を描きやすく、温かい雰囲気を感じます。 |
<公益財団法人SBI子ども希望財団賞>
笠原 心美 様 |
虐待のない温かい家庭と社会の大切さをテーマして制作しました。背景には夕焼け空を描き、親子が手を繋いで帰る姿を表現しました。手を繋ぐ姿は、愛情や信頼の象徴であり、子どもが愛情に包まれて成長できるような環境がありますようにと願い制作しました。このポスターを通じて、虐待のない社会を作るには、一人ひとりが子どもたちを見守り、支え合うことが大切だと思いました。 この度は、このような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
|
<株式会社コミットコーポレーション賞>
冨尾 美紀 様 |
親と子どもが虐待の無い、いつまでも仲良く笑顔あふれる幸せな日々を過ごすことが当たり前の世の中になることを願って描きました。メインの親子三人をオレンジのリボンで描いたように表現しているのが特徴です。見た人が少しでも優しい気持ちになることを願い、水彩風のテクスチャ(素材画像)を乗せて手描き風の柔らかく暖かい雰囲気を感じられるように仕上げました。 この度は、このような素晴らしい賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。大変光栄です。 オレンジリボンを巧みに用いて幸せな家族像を描き、親子の笑顔や家族の時間から、家族の持つ温かさと尊さを改めて感じさせてくれました。 |
<株式会社GSクラフト賞>
荒谷 明里 様 |
今回制作にあたって、視点を子供だけでなくその親にも向けました。虐待は子供と親だけの閉鎖された環境で起こりやすく、周りに助けを求めづらいという現状があります。しかし虐待を防ぐためには、親も子供も安心して頼れる存在が大事だと考えます。そこでイラストの、子供の頭を撫でる手は、「親の愛情」と「子供や親を暖かく見守る周りの人たちの支援」の二つを表現しました。子供にとって親からの愛情は大事なものですが、その親も愛情を持って子育てするためには心の支えが必要です。苦労や悩みが暴力になってしまう前に、その苦しみを受けとめてくれる人たちがいることを知ってもらいたいです。 この度は素晴らしい賞に選出していただきありがとうございます。親と子供が笑顔で日常を送るためには、周りの支援が不可欠です。そこで小さな悩みや苦しみが虐待に繋がってしまう前に、私たちにもできることがあるはずだと思い、このポスターを制作しました。子供の頭を撫でる暖かい手はその子の親だけでなく、それを支える周りの人達の手でもあります。このポスターが、虐待に苦しむ人たちへ手を差し伸べるきっかけになれば嬉しいです。
|
<全国遊技機商業協同組合連合会賞>
梅田 莉乃 様 |
子どもが笑顔でいられることを当たり前にし、社会全体で笑顔を守って行くような社会にしたいため、この作品を制作しました。子どもが大人と手を繋ぎ、満面の笑みでいる状況を描くことで、子どもが大人を無条件信頼できる関係性であることを示しました。 この度は素晴らしい賞に選んで頂き、誠にありがとうございます。今回ポスター制作をしていく上で、子どもが虐待されており笑顔を奪われている現状があることを知ることができました。どこの子供も大人に守られ、笑顔でいられるように願っております。今回のポスターをきっかけに、皆様が「子供の笑顔を守ろう」という気持ちになり、行動に移してくれたら幸いです。 ハートマークのオレンジリボンの中に、大人と手をつないだ子供の笑顔が、ポスターを見た方へ安心感を与え、実際行っている活動を信頼へ導ける作品と感じました。 |
<大和商事株式会社賞>
朱 沃民 様 |
【ポスターの意図】このポスターは、子ども虐待の早期発見と防止を目的とし、地域社会全体で子どもたちを見守る意識を高めることを目指しています。 素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。 これまで事件化されている虐待事案を鑑みても、行政担当や近隣のコミュニティの大人の誰かは虐待の兆候を感じていたケースが多いと思います。 |
<日本労働組合総連合会賞>
草彅 杏 様 |
私は、子どもからニコニコされると私自身も笑顔になり、とてもほっこりした気持ちになります。子どもの笑顔を大切にしたいという思いから、両手で子どものほっぺを包み込むような温かいイメージを表現しました。また、子どもの表情を柔らかくし、目を下げることで安心した笑顔を表しました。 この度は、日本労働組合総連合会賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。この「オレンジリボン運動」の啓発ポスターの制作をきっかけに、子ども虐待防止の活動を知ることが出来ました。このポスターを通して、少しでもたくさんの人にオレンジリボン運動を知ってもらい、子どもたちの笑顔が明日へと繋がる社会になることを願っています。 オレンジリボンと手が融合したデザインが良く、作品を見た人が思わず笑顔になってしまうような安心した子どもの表情が印象的です。 |
<東日本遊技機商業協同組合賞>
梶原 七恵 様 |
コピーの通り「子どもの出しているSOSの気づきにくさ」をポスターにしました。応募にあたり、虐待や育児放棄などについて調べ、問題は身近に起きていることを知り、周りの大人がSOSに気づくことで事件を未然に防ぐことができたらいいなという思いから制作しました。目に見えてわかりやすい暴力以外にも、ネグレクトや心理的虐待など困りごとはさまざまです。一見楽しく遊んでいるだけに見える子どもの裏にSOSが隠れている様子をシャボン玉で表現しています。私たち周りの大人が"事件になる、その前に"子どもが出すSOSに気づくきっかけになると嬉しいです。 「オレンジリボンサポーター賞」に加え、「東日本遊技機商業協同組合賞」にも選んでいただき、誠にありがとうございます。大変嬉しく思います。ポスター制作にあたり、たくさんの問題と現状に向き合い、自分の考えを表現できたことが自信になりました。これからも"ものづくり"を通して社会に貢献できるよう尽力していきたいと思います。 「子供のSOSは気付きにくい」というキャッチフレーズのとおり、大人がSOSに気付くことで未然に防ぐことを考慮された作品ということに共感しました。 |
駿河台大学 メディア情報学部 今年度も、昨年に引き続き多数のご応募をいただき、審査は非常に難航しました。一般・ユースともにレベルが高く、完成度も年々向上しており、選考にあたっては何度も見直しを重ねる必要がありました。 |
株式会社電通 今年も、オレンジリボン運動を深く理解され、コンセプトから絵作りまで丁寧に取り組まれた密度の高い作品がとても多い印象でした。 |
読売新聞社東京本社社会保障部 優しいまなざしの作品ばかりで、子育てを応援したいという作者の気持ちが伝わってきました。デザインの素晴らしさはもちろん、総じてキャッチコピーが巧みだったと思います。作品を一つ一つ、じっくりと見ながら、「デザインとキャッチコピーがうまく合っているな」と何度となく感心させられました。いずれも苦心の末に生まれたのでしょう。選ぶのは本当に難しかったです。 |
児童虐待防止全国ネットワーク どの作品もアイデアにあふれ、丁寧に作成されていて、好感が持てるものばかりでした。明るいトーンの作品が多く、親子を暖かく優しく包み込もうというメッセージが伝わってくるものでした。いずれもポスターとして採用したくなる作品でした。キャッチコピーが強く迫ってくる作品と、文字が小さかったりするために印象に残らない作品とがあり、絵と文字とのバランスや、言葉の選び方で出来栄えに差が出ていたと感じます。 |
全国児童養護施設協議会 数多く寄せられた応募作品の中からの選定は、大変難しいものでした。応募要領にあるポスター募集の目的を一枚に表現する作業は、決して簡単なことではありませんが、コンテストの回を重ねるごとに、甲乙つけがたく洗練された作品が多くなっていると受け止めています。何よりも嬉しいのは、応募作品を通してコンテストの意義が深く浸透しつつある実感です。〈虐待〉そのものもさることながら、その背景にも心を砕きながら描かれる作品が多くなったからです。コンテストの意義を再認識しています。 |
東京都福祉局 様 選定させていただいた作品のみならず、ご応募いただいたどの作品からも、児童虐待防止に対する熱意を感じることができました。 |
株式会社アイビー化粧品 様 今年もポスターコンテストに数多くの作品が寄せられ、児童虐待に対する |
公益財団法人SBI子ども希望財団 様 今年度の応募作品も例年に違わず、素晴らしい作品が多かったです。 |
株式会社コミットコーポレーション 様 作品一つひとつには、子どもたちを思う優しい気持ちや、社会に対するまっすぐな願いが込められており、審査をする私たちの心にも強く響くものがありました。テーマである「子ども虐待防止」について、決して難しい言葉ではなく、日常に寄り添った視点や、純粋な目線から表現してくれた作品が多かったのが、非常に印象的でした。 |
株式会社GSクラフト 様 今年もオンライン審査会を開催いただきありがとうございました。 |
全国遊技機商業協同組合連合会 様 今年度の応募作品から予備審査を通過した作品は、子供の笑顔を中心にして、母親や両親との繋がりを強く感じさせる描写が多く、また、作者の思いを文字に託して表現をしている作品が非常に多く感じられました。 |
大和商事株式会社 様 年々クオリティーが上がり、子供、家族、笑顔、リボン、ハートなどのよく見るはずの描写が全く違って見えてきます。作者の方々のオレンジリボン運動への理解度の深さと、何とかしなければという防止策への強い思いがそれぞれの作品をつくらせているのだなと思い尊敬しています。 |
日本労働組合総連合会 様 毎年度応募いただいた作品のレベルが高く選考に苦慮していますが、今年度も非常にバラエティに富んだ多くの素晴らしい作品に巡り合うことができました。応募してくださった皆さんが、それぞれ児童虐待を無くすことや、苦しい思いをしている子どもや保護者を助けたいと思いコンテストに参加してくださったことに感謝を申し上げたいです。 |
東日本遊技機商業協同組合 様 今回も多くの応募作品の中から選定をさせていただきましたが、どれも大変完成度の高い作品ばかりに圧倒され、選考にも大変苦慮いたしました。 |
過去の受賞作品
2024年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ |
2023年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ |
2022年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ |
2021年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ |
2020年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ |
2019年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ |