虐待かなと思ったら… 189 虐待かなと思ったら… 189

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公式ポスターデザインコンテスト2025 結果発表

2025.07.25お知らせ

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子ども虐待防止オレンジリボン運動「公式ポスターデザインコンテスト2025」に多数のご応募を頂きまして誠にありがとうございました。
今年度も幅広い層の方々から、一般部門とユース部門、あわせて814点(一般:606点、ユース:208点)の作品が寄せられました。
どの作品も作者の想いや願いが込められた素晴らしい作品ばかりで、子ども虐待防止への意識が高まっていると感じられます。
審査員および共催企業・団体様による厳選なる選考会において、各賞が決定しましたので、今年度の受賞作品について発表いたします。

公式ポスターの部
・最優秀賞1名
・優秀賞1名
・オレンジリボンサポーター賞1名・・・最終選考作品の中からサポーターによるWEB投票にて決定
・特別賞1名

ユース部門(中学生以下)
・ユース最優秀賞1名
・ユース優秀賞2名

特別賞
・企業・団体賞、東京都福祉局長賞・・・9名
なお、このコンテストは、主旨にご賛同いただいた支援企業・団体の皆様と共催し、実施しております。
受賞されましたポスター作品は各企業・団体様オリジナルのオレンジリボン啓発ポスターとして、幅広く活用されます。



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<審査員による審査>

駿河台大学 メディア情報学部 教授 城井 光広 氏
株式会社電通 BXCC ARデザイナー 道寄 浩美 氏
全国児童養護施設協議会 会長 桑原 教修 氏
読売新聞東京本社 社会保障部 編集委員 二階堂 祥生 氏
児童虐待防止全国ネットワーク 理事長 川松 亮
  2万7千名を超えるサポーター

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山之内 陽菜 様

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子どもだけではなく親にも優しく気遣う環境や、周りの人のちょっとした優しさがあれば虐待は少しでも減るのではないかと考えます。親子が安心して暮らせることを願って作成しました。

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この度は、素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。
大変嬉しく思います。
このポスターを見て、一人でも多く身近な親子へ優しい気持ちを向けるきっかけになることを願っています。
そして、困っている親子もたくさんの人の優しさを感じれる世の中になって欲しいです。

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すっきりした構図の中に、明るい親子の表情が印象に残る作品です。親子をみんなで取り囲んで見守っていこうとするメッセージが明確に伝わってきました。言葉の通りにみんなのやさしさが親子の安心を守っていけるのだと感じられる、とてもよい作品です。

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佐々木 美樹子 様

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周りに支えられて笑顔が輝いているイメージです。

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この度は私の作品を優秀賞に選んでいただきありがとうございました。
みんなで守る親と子の未来をテーマにして、ただ抱きしめることで生まれる笑顔を描きました。
子どもは抱きしめられると笑顔になります。
あまり難しいことを考えず、毎日を優しい気持ちで過ごしましょう。

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大胆な筆致ながら、ユーモラスな雰囲気を醸し出していて、楽しくなる作品です。親子の幸せを周りの人たちみんなで守ろうというメッセージがよく伝わってきます。ほほえましい気持ちになる良い作品です。バックの色の取り合わせも効果的な作品だと思います。

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梶原 七恵 様

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コピーの通り「子どもの出しているSOSの気づきにくさ」をポスターにしました。応募にあたり、虐待や育児放棄などについて調べ、問題は身近に起きていることを知り、周りの大人がSOSに気づくことで事件を未然に防ぐことができたらいいなという思いから制作しました。目に見えてわかりやすい暴力以外にも、ネグレクトや心理的虐待など困りごとはさまざまです。一見楽しく遊んでいるだけに見える子どもの裏にSOSが隠れている様子をシャボン玉で表現しています。私たち周りの大人が"事件になる、その前に"子どもが出すSOSに気づくきっかけになると嬉しいです。

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この度は「オレンジリボンサポーター賞」に選んでいただき、誠にありがとうございます。2万6千人を超える皆様に評価をいただけたことがとても嬉しいです。
デザインを通して人に何かを伝え、問題解決をすることはとても難しいことだと日々感じていますが、苦しんでいる方を少しでも救えるのなら、デザイン・コピーの持つ力を信じることができると思います。

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一見伝わりにくいお子さんからの、静かな、でもそっと空に飛ばす「SOS」・・・そんな「わかりにくさ」を「わかりやすくする」ために、大人や社会ができることはまずは丁寧に見つめてあげること。その重要なメッセージを、優しく自然なトーンで、かつ洗練されたデザインで、みごとに視覚化されているところに、高く評価いたしました。

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鈴木 康悦 様

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オレンジリボンのマークを見ていると、母が子どもを抱きしめる姿に見えてきました。その想いを形にしたのがこの表現です。言葉を尽くすより、まずは抱きしめること。それが、悩む誰かにとって最も心に届く答えなのかもしれません。

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素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。オレンジリボンのマークを見つめるうちに、母が子どもを抱きしめる姿が重なりました。悩んでいる方の中には、言葉を選びすぎて立ち止まってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、そっと抱きしめることだけでも心がつながる気がします。オレンジリボン運動が広まり、子どもたちが安心して過ごせる社会になることを願っています。

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オレンジリボンの願いが込められたインパクトのある一枚です。力強くダイナミックにリボンを表現されたことで優しさと大きな愛がストレートに伝わってきます。


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<ユース最優秀賞>

 ●【ユース_最優秀賞】大石 和可子.jpg

大石 和可子 様

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オレンジリボンの中には、困っているお母さんに優しくしてあげているhと、子どもが虐待を受けているかもしれないから189に電話をしている人、泣いている子に声をかけている人、オレンジリボンの活動をパソコンで調べている人、親子を優しく見守っている人、募金の活動に参加している人、オレンジリボンを付けて活動を普及している人をかきました。このポスターを見た人がオレンジリボンについて知り、行動して、少しでも子どもたちの笑顔を増やせられるようになればと思います。

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素晴らしい賞に選んでいただきありがとうございました。このポスターをかくことで、オレンジリボンの活動について調べ、いろいろな方法で困っている子どもたちを助けられることを知ることができました。私のポスターによって、オレンジリボンの活動をもっと多くの人に知ってもらうことができたらいいなと思います。そして、みんなの優しさで、笑顔の子どもたちが増えることを願っています。

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つらそうな人がいたときにどうすればよいのか、その方法を発想豊かにいろいろと考えて絵にした工夫が優れています。それをうまくリボンの絵の中におさめています。周りの人にはどんなかかわり方ができるのか考えさせてくれる、アイデアに満ちた作品だと思います。

<ユース優秀賞>

 ●【ユース_優秀賞】岡田 柚羽-合成.jpg

岡田 柚羽 様

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悲しんだり、お腹を空かせたり、虐待されて泣いてたりする子供のいない日本にしてほしいです。
今の私の周りにはいないと思うけど、もしいたら、私も悲しい気持ちになります。
だから、みんな笑顔で暮らせたら、と思いました。
オレンジリボン運動で子供たちの笑顔あふれる町になって欲しいです。

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優秀賞ありがとうございます。とても嬉しいです。
私は今までオレンジリボンという言葉を知らなかったですが、おばあちゃんにこのポスターに応募してみないかと言われてオレンジリボンのことを調べました。そして、オレンジリボン運動は「子供虐待のない社会の実現」を目指す市民運動ということを知り、私も何かできることはないかな、と考えていきたいと思います。今できることは、困っていたり元気がない友達の話を聞くことぐらいしか思いつきません。でももし、、大人に相談した方がいいかなと思ったら189に電話するように教えてあげたいです。

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小学生の作品として、オレンジリボンが宙を舞い、ハートの形を作るデザインがとても印象的です。
愛情深く子どもを抱っこする母親と、ブランコで遊ぶ子どものイラストも温かさが伝わり、心に響きます。
背景も奥行きがあって街や人も楽しめました。
シンプルで伝わりやすい良い作品です。

<ユース優秀賞>

 ●【ユース_優秀賞】堀之内 潤-合成.jpg

堀之内 潤 様

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このポスターの工夫した点は、鳩を入れた所です。鳩は平和の象徴です。虐待のない社会を目指すという目標にあっていると思い、入れました。また、その鳩を多く描くことで、みんなでその目標に向かっていくというイメージを持たせました。オレンジリボン運動は、子供虐待のない社会を目指す運動です。目指すということは、未来に向かって行動するということ。私は、このポスターを見た人に、近くにあるその小さな手をとって、守っていってほしい、自分にできる事をしていってほしいと思い、このポスターを描きました。

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この度は素晴らしい賞をいただきありがとうございます。子どもに虐待をして取り上げられているニュースを見るたび心がとても悲しくなります。
少しでもこのポスターが児童虐待について考えるきっかけになってくれれば幸いです。

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中央に力強いオレンジリボンと幼子の小さな手、背景に安全・安心の象徴としてたくさんの鳩が描かれています。丁寧で力強く気持ちを込めて描かれている作品は、ユース作品の中でも、強い印象を受けた一枚です。

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<東京都福祉局長賞>

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大石 愛 様

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「たよっていい」という最も伝えたいことが、一番に目に入って印象に残るように意識して制作を行いました。絵を描く様子を子どもの主観視点で描くとともに、温かみを感じていただけるような光の表現を意識しています。家庭内の問題はどうしても抱え込んでしまいがちで、周囲からしてもなかなか踏み込みにくいところであるかと思います。特に親は自分の責任だと背負い込んでしまうこともあるかもしれませんが、そうではなく、いつでも誰にでも頼ってもいいのだということを伝えたいです。

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この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
 人に頼ることは簡単ではありませんが、とても大切なことです。つい頼らない理由ばかりを考えて、ためらってしまいがちですが、本当は、誰が誰にでも頼っていいはずです。身近な人が難しくても、頼るためにある場所があります。このポスターが、誰かが手を伸ばすきっかけになればと願っています。

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「たよっていいよ」という文言が前面に出ており、一人で抱え込まないことの大切さを感じることができる作品です。
表面化しにくい親や周囲のSOSについても言及しており、東京OSEKKAI化計画の理念に通じる点があるため共感し、本作品を選びました。

<株式会社アイビー化粧品賞>

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冨樫 穂果 様

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児童虐待の報告件数が年々増加しているという情報を得て、制作させていただきました。また、「報告件数」というだけであって、今もまだどこかで助けが呼べず辛く苦しい思いをしているこどもが一人でも多く、早く救われることを願って制作しました。そして、子育てに不安やストレスを抱えているお父さんお母さんへ気軽に相談できるようなデザインを意識して制作しました。

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この度は素晴らしい賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。
ポスター制作を通して、児童虐待について改めて考えを深めるきっかけになりました。子育てで苦しくなってしまった時や辛い思いをしている子どもが、1人で抱え込まずSOSを出す勇気を持ってもらえるようデザインしました。児童虐待が少しでも減り、守られる子供の未来が増えることを心から願っています。

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デザインから、明るい家族をイメージしやすく、笑顔あふれる家族像を描きやすく、温かい雰囲気を感じます。
幼児虐待という暗いイメージを払しょくし、ともに未来を描き進もう!というエネルギーを感じ、選ばせて頂きました。

<公益財団法人SBI子ども希望財団賞>

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笠原 心美 様

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虐待のない温かい家庭と社会の大切さをテーマして制作しました。背景には夕焼け空を描き、親子が手を繋いで帰る姿を表現しました。手を繋ぐ姿は、愛情や信頼の象徴であり、子どもが愛情に包まれて成長できるような環境がありますようにと願い制作しました。このポスターを通じて、虐待のない社会を作るには、一人ひとりが子どもたちを見守り、支え合うことが大切だと思いました。

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この度は、このような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
今回このポスターを制作する中で、改めて児童虐待について深く考えることができました。
児童虐待は簡単に解決できる問題ではありませんが、このポスターを通じてオレンジリボン運動の存在を多くの方に知っていただき、
子どもたちが笑顔で暮らせる社会につながっていくことを願っています。

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しっかりとつながれた大人と子どもの手、さらにつないだ手を離さないようにしっかりとオレンジリボンで結ばれている両手が優しい美しいタッチで描かれていて、モチーフも絵も素晴らしいと思いました。リボンが余白にはみ出ることでオレンジリボンも強調されています。上品ながらしっかりとメッセージを伝えているポスターで、掲示をしても絵画の趣きも有り選考させていただきました。

<株式会社コミットコーポレーション賞>

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冨尾 美紀 様

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親と子どもが虐待の無い、いつまでも仲良く笑顔あふれる幸せな日々を過ごすことが当たり前の世の中になることを願って描きました。メインの親子三人をオレンジのリボンで描いたように表現しているのが特徴です。見た人が少しでも優しい気持ちになることを願い、水彩風のテクスチャ(素材画像)を乗せて手描き風の柔らかく暖かい雰囲気を感じられるように仕上げました。

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この度は、このような素晴らしい賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。大変光栄です。
普段から、虐待のニュースを見るたびに胸が苦しくて悲しい気持ちになっていました。
私の絵が少しでも児童虐待撲滅の呼びかけに役立てるのであれば、と思い応募しました。
見る人が温かい気持ちになること、そして親も子どもも、家族一緒にいる時間が幸せな時間と思えることを願いながら作成しました。

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オレンジリボンを巧みに用いて幸せな家族像を描き、親子の笑顔や家族の時間から、家族の持つ温かさと尊さを改めて感じさせてくれました。

<株式会社GSクラフト賞>

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荒谷 明里 様

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今回制作にあたって、視点を子供だけでなくその親にも向けました。虐待は子供と親だけの閉鎖された環境で起こりやすく、周りに助けを求めづらいという現状があります。しかし虐待を防ぐためには、親も子供も安心して頼れる存在が大事だと考えます。そこでイラストの、子供の頭を撫でる手は、「親の愛情」と「子供や親を暖かく見守る周りの人たちの支援」の二つを表現しました。子供にとって親からの愛情は大事なものですが、その親も愛情を持って子育てするためには心の支えが必要です。苦労や悩みが暴力になってしまう前に、その苦しみを受けとめてくれる人たちがいることを知ってもらいたいです。

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この度は素晴らしい賞に選出していただきありがとうございます。親と子供が笑顔で日常を送るためには、周りの支援が不可欠です。そこで小さな悩みや苦しみが虐待に繋がってしまう前に、私たちにもできることがあるはずだと思い、このポスターを制作しました。子供の頭を撫でる暖かい手はその子の親だけでなく、それを支える周りの人達の手でもあります。このポスターが、虐待に苦しむ人たちへ手を差し伸べるきっかけになれば嬉しいです。

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全体的にオレンジで表現された暖かな手の温度や、ぬくもりが伝わるポスターデザインだと感銘を受けました。
そして「いたいの、いたいの、とんでいけ。」という誰もが知るおまじないのフレーズが直感的で分かりやすく、イラストともマッチしている点も素敵に思います。
なによりお子さんだけでなく、親御さんの心も守りたい、という強いメッセージ性を感じられ心を揺さぶられた作品です。
弊社も子育てをされている社員が多く在籍していますので、この作品を選出いたしました。

<全国遊技機商業協同組合連合会賞>

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梅田 莉乃 様

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子どもが笑顔でいられることを当たり前にし、社会全体で笑顔を守って行くような社会にしたいため、この作品を制作しました。子どもが大人と手を繋ぎ、満面の笑みでいる状況を描くことで、子どもが大人を無条件信頼できる関係性であることを示しました。

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この度は素晴らしい賞に選んで頂き、誠にありがとうございます。今回ポスター制作をしていく上で、子どもが虐待されており笑顔を奪われている現状があることを知ることができました。どこの子供も大人に守られ、笑顔でいられるように願っております。今回のポスターをきっかけに、皆様が「子供の笑顔を守ろう」という気持ちになり、行動に移してくれたら幸いです。

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ハートマークのオレンジリボンの中に、大人と手をつないだ子供の笑顔が、ポスターを見た方へ安心感を与え、実際行っている活動を信頼へ導ける作品と感じました。

<大和商事株式会社賞>

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朱 沃民 様

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【ポスターの意図】このポスターは、子ども虐待の早期発見と防止を目的とし、地域社会全体で子どもたちを見守る意識を高めることを目指しています。
【メッセージ】「間違っても大丈夫。あなたの気づきが、子どもを救う。」というメッセージは、虐待の可能性を感じても、「勘違いかもしれない」「言い過ぎかもしれない」とためらい、通報を躊躇してしまう人々の心理的なハードルを下げることを意図しています。
【デザイン】背景に配置されたハート型のオレンジリボンは、子どもへの愛情や温かさを表現すると同時に、子ども虐待防止運動のシンボルとして、社会全体の連帯を象徴しています。

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素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
このポスターは、助けを求めている子どもたちの存在に少しでも早く気づき、虐待のない社会を築きたいという願いを込めて応募しました。特に、小さな子どもたちが恐怖を感じながら過ごしている現状を考えると、誰か一人でも気づいてくれる大人がいることの重要性を強く感じています。
この作品が、虐待のない、子どもたちの笑顔が輝く社会へと繋がるきっかけとなれば幸いです。

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これまで事件化されている虐待事案を鑑みても、行政担当や近隣のコミュニティの大人の誰かは虐待の兆候を感じていたケースが多いと思います。
間違ってしまう事よりも、気付きで救える人がいる事にフォーカスした点を選定理由と致しました。

<日本労働組合総連合会賞>

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草彅 杏 様

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私は、子どもからニコニコされると私自身も笑顔になり、とてもほっこりした気持ちになります。子どもの笑顔を大切にしたいという思いから、両手で子どものほっぺを包み込むような温かいイメージを表現しました。また、子どもの表情を柔らかくし、目を下げることで安心した笑顔を表しました。

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この度は、日本労働組合総連合会賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。この「オレンジリボン運動」の啓発ポスターの制作をきっかけに、子ども虐待防止の活動を知ることが出来ました。このポスターを通して、少しでもたくさんの人にオレンジリボン運動を知ってもらい、子どもたちの笑顔が明日へと繋がる社会になることを願っています。

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オレンジリボンと手が融合したデザインが良く、作品を見た人が思わず笑顔になってしまうような安心した子どもの表情が印象的です。
「児童虐待のない社会の実現」をめざすという運動の意義を表すとともに、私たち大人も笑顔になれる作品です。

<東日本遊技機商業協同組合賞>

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梶原 七恵 様

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コピーの通り「子どもの出しているSOSの気づきにくさ」をポスターにしました。応募にあたり、虐待や育児放棄などについて調べ、問題は身近に起きていることを知り、周りの大人がSOSに気づくことで事件を未然に防ぐことができたらいいなという思いから制作しました。目に見えてわかりやすい暴力以外にも、ネグレクトや心理的虐待など困りごとはさまざまです。一見楽しく遊んでいるだけに見える子どもの裏にSOSが隠れている様子をシャボン玉で表現しています。私たち周りの大人が"事件になる、その前に"子どもが出すSOSに気づくきっかけになると嬉しいです。

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「オレンジリボンサポーター賞」に加え、「東日本遊技機商業協同組合賞」にも選んでいただき、誠にありがとうございます。大変嬉しく思います。ポスター制作にあたり、たくさんの問題と現状に向き合い、自分の考えを表現できたことが自信になりました。これからも"ものづくり"を通して社会に貢献できるよう尽力していきたいと思います。

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「子供のSOSは気付きにくい」というキャッチフレーズのとおり、大人がSOSに気付くことで未然に防ぐことを考慮された作品ということに共感しました。
子供が出すSOSに気付いてもらえるよう、皆さんに見てほしい作品として本作品を選定させていただきました。

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駿河台大学 メディア情報学部
教授 城井光広

今年度も、昨年に引き続き多数のご応募をいただき、審査は非常に難航しました。一般・ユースともにレベルが高く、完成度も年々向上しており、選考にあたっては何度も見直しを重ねる必要がありました。
ここ数年同様、今年も新鮮なアイデアと伝わる力を重視して審査を進めました。絵やイラストと、そこに添えられたコピーがうまく響き合い、一つの強いメッセージとして伝わってくる作品が、やはり上位に選ばれる傾向がありました。
今年もまた、オレンジリボン運動の広がりと定着を感じさせるような、力強く、心に響く作品が多数ありました。最優秀賞作品が今後さまざまな場面で活用され、多くの方に児童虐待防止の大切さを伝えていくことを願うとともに、今回の応募を通じて、それぞれの地域や家庭、学校などで、改めて「気づき」の輪が広がっていくことを期待しています。
今年度も多数のご応募をいただき、審査は大変難航しました。絵やイラストとコピーがうまく響き合い、伝えたいメッセージが明確な作品が上位に選ばれました。新しい視点や工夫も多く、全体的に完成度の高い作品が揃いました。毎年レベルが上がっており、審査には集中力と議論を要しました。応募を通じて、オレンジリボン運動の認知と広がりが感じられ、今後の展開にも大いに期待しています。

株式会社電通
BXCC ARデザイナー 道寄浩美

今年も、オレンジリボン運動を深く理解され、コンセプトから絵作りまで丁寧に取り組まれた密度の高い作品がとても多い印象でした。
ポスターの周りが暖かい眼差しに包まれるであろう作品や、柔和な画面の中にも巧みにメッセージを込めた作品、社会関心の中心に親子の存在があるよう願う作品など、丁寧な考察の数だけアプローチが広がった様子も伺えました。
審査員室を埋め尽くした作品たちから輝く多彩な熱量を感じながら、審査をさせて頂きました。今年度も素晴らしい作品をお寄せくださり、心から御礼申し上げます。

読売新聞社東京本社社会保障部
編集委員 二階堂祥生

優しいまなざしの作品ばかりで、子育てを応援したいという作者の気持ちが伝わってきました。デザインの素晴らしさはもちろん、総じてキャッチコピーが巧みだったと思います。作品を一つ一つ、じっくりと見ながら、「デザインとキャッチコピーがうまく合っているな」と何度となく感心させられました。いずれも苦心の末に生まれたのでしょう。選ぶのは本当に難しかったです。
ユース部門は元気で若々しい作品が多く、見ていてパワーをもらいました。コメント欄からは、難しい問題にまっすぐ向き合っている様子がわかりました。

児童虐待防止全国ネットワーク
理事長 川松亮

どの作品もアイデアにあふれ、丁寧に作成されていて、好感が持てるものばかりでした。明るいトーンの作品が多く、親子を暖かく優しく包み込もうというメッセージが伝わってくるものでした。いずれもポスターとして採用したくなる作品でした。キャッチコピーが強く迫ってくる作品と、文字が小さかったりするために印象に残らない作品とがあり、絵と文字とのバランスや、言葉の選び方で出来栄えに差が出ていたと感じます。
今年度もご応募いただいた皆様、審査にご協力いただいた皆様、共催していただいた企業・団体の皆様には心より御礼を申し上げます。

全国児童養護施設協議会
会長 桑原教修

数多く寄せられた応募作品の中からの選定は、大変難しいものでした。応募要領にあるポスター募集の目的を一枚に表現する作業は、決して簡単なことではありませんが、コンテストの回を重ねるごとに、甲乙つけがたく洗練された作品が多くなっていると受け止めています。何よりも嬉しいのは、応募作品を通してコンテストの意義が深く浸透しつつある実感です。〈虐待〉そのものもさることながら、その背景にも心を砕きながら描かれる作品が多くなったからです。コンテストの意義を再認識しています。

東京都福祉局 様

選定させていただいた作品のみならず、ご応募いただいたどの作品からも、児童虐待防止に対する熱意を感じることができました。
東京都としては、オレンジリボン憲章の理念に加えて、「地域で子どもたちを見守る」というメッセージが込められているかという視点で選考させていただきました。
このポスターコンテストをきっかけに、虐待防止に対する関心がより高まり、子どもたちや家庭を地域で見守るような社会になっていくことを願います。
今後とも児童虐待防止活動にご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社アイビー化粧品 様

今年もポスターコンテストに数多くの作品が寄せられ、児童虐待に対する
問題意識と関心の高まりを感じます。また、応募された年齢層も幅広いことからも、社会全体で意識し、行動を起こして、解決していかなければならない問題であることを、改めて、痛感します。
今回、アイビー化粧品は富樫穂果さんの作品を選ばせて頂きました。明るいデザインで、明るい家族のイメージで、笑顔あふれる家族像を想い描きやすく、子育てに対する不安やストレスを抱えているお父さんやお母さんへのメッセージが伝わって来ます。
このポスターを掲示することで、児童虐待防止への意識向上と、問題を抱え込むことなく、気軽に相談できるきっかけになれたらと思います。

公益財団法人SBI子ども希望財団 様

今年度の応募作品も例年に違わず、素晴らしい作品が多かったです。
特に感じましたのは、子どもの笑顔や家族、大人と子どものイラストが多く描かれていたように思います。
児童虐待という深刻なテーマを明るく温かいタッチで描くことで多くの方がその問題を受入れやすくしているという印象と子どもは大人が守るというメッセージを強く感じました。
また、今回もオレンジリボンをモチーフに様々なデザインの作品が有り、オレンジリボンを大変上手に使っていると思いました。
応募された皆さまの想像力に大変感心をさせていただきました。

株式会社コミットコーポレーション 様

作品一つひとつには、子どもたちを思う優しい気持ちや、社会に対するまっすぐな願いが込められており、審査をする私たちの心にも強く響くものがありました。テーマである「子ども虐待防止」について、決して難しい言葉ではなく、日常に寄り添った視点や、純粋な目線から表現してくれた作品が多かったのが、非常に印象的でした。

株式会社GSクラフト 様

今年もオンライン審査会を開催いただきありがとうございました。
全国から様々な作品が集まり、弊社の賞として1つの作品を選出していますが、どの作品も魅力的で製作者の方の思いが詰まったデザインでとても選び難い思いでした。
今年は昨年よりも多い606作品もの応募作品があったと知り、年々オレンジリボン活動が周知されていっているのだなと感じます。
応募作品を拝見させていただき、このポスター作品たちの様にあたたかく、笑顔で溢れる社会であってほしいと思いました。
なにより「自分には関係ない」と思わず、このポスター作品を通して全ての人が誰かの救いの手になるかもしれない、という思いが広く社会に伝わってほしいと願っております。
コンテストに参加させていただき、ありがとうございました。

全国遊技機商業協同組合連合会 様

今年度の応募作品から予備審査を通過した作品は、子供の笑顔を中心にして、母親や両親との繋がりを強く感じさせる描写が多く、また、作者の思いを文字に託して表現をしている作品が非常に多く感じられました。
 当連合会は、ポスターコンテストへの協賛を開始してから8年目となりますが、年々若い方の作品が増えており、今回においては、10代後半から20代前半の方々の作品に、選考を行った役員が共感するデザインが、非常に多くあったと感じております。
 今年度においても引き続き、今回選考した作品を、全国の組合員へ配布し、オレンジリボン運動の更なる浸透を深めるため、活動を行います。

大和商事株式会社 様

年々クオリティーが上がり、子供、家族、笑顔、リボン、ハートなどのよく見るはずの描写が全く違って見えてきます。作者の方々のオレンジリボン運動への理解度の深さと、何とかしなければという防止策への強い思いがそれぞれの作品をつくらせているのだなと思い尊敬しています。
多くの作品に触れられて今年も多くの「気づき」と「学び」をもらい、この運動への思いを強くさせていただきました。応募してくださった全ての方に感謝です。

日本労働組合総連合会 様

毎年度応募いただいた作品のレベルが高く選考に苦慮していますが、今年度も非常にバラエティに富んだ多くの素晴らしい作品に巡り合うことができました。応募してくださった皆さんが、それぞれ児童虐待を無くすことや、苦しい思いをしている子どもや保護者を助けたいと思いコンテストに参加してくださったことに感謝を申し上げたいです。
児童虐待の相談件数は増加しています。それだけ児童虐待への意識が高まったとも言えますが、ますます子どもを守らなくてはという気持ちも強くなります。引き続き、ポスターを活用しながら広報活動を進めて参りたいと思います。

東日本遊技機商業協同組合 様

今回も多くの応募作品の中から選定をさせていただきましたが、どれも大変完成度の高い作品ばかりに圧倒され、選考にも大変苦慮いたしました。
今年は特に虐待と思われる痛ましい事故や事件、通報が多いとの報道に触れ、私どもとしましても何とかオレンジリボン活動を沢山の方に広め、児童虐待のない社会に向けて、より一層取り組んでいかなければならないことをあらためて痛感しております。
このポスターコンテストを通じて、より多くの方が取り組んでいただき、気付きを共有していけるよう、これからも啓蒙活動に取り組んでまいりたいと思います。
今年度も参加させていただきありがとうございました。

過去の受賞作品

2024年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ
2023年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ
2022年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ
2021年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ
2020年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ
2019年度 公式ポスターコンテスト 受賞作品 発表ページへ