虐待かなと思ったら… 189 虐待かなと思ったら… 189

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【2023年度 ポスターコンテスト結果発表】

2023.08.04お知らせ

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子ども虐待防止オレンジリボン運動「公式ポスターデザインコンテスト2023」に多数のご応募を頂きまして誠にありがとうございました。

今年度も幅広い層の方々から、一般部門とユース部門、あわせて787点(一般:424点、ユース:363点)の作品が寄せられました。
どの作品も作者の想いや願いが込められた素晴らしい作品ばかりで、子ども虐待防止への意識が高まっていると感じられます。

審査員および共催企業・団体様による厳選なる選考会において、各賞が決定しましたので、今年度の受賞作品について発表いたします。

公式ポスターの部
・最優秀賞1名
・優秀賞1名
・オレンジリボンサポーター賞1名・・・最終選考作品の中からサポーターによるWEB投票にて決定

ユース部門(中学生以下)
・ユース最優秀賞1名
・ユース優秀賞2名

特別賞
・企業・団体賞、東京都福祉局長賞・・・9名

なお、このコンテストは、主旨にご賛同いただいた支援企業・団体の皆様と共催し、実施しております。
受賞されましたポスター作品は各企業・団体様オリジナルのオレンジリボン啓発ポスターとして、幅広く活用されます。

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表彰式の様子

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<審査員による審査>

駿河台大学 メディア情報学部 教授 城井 光広 氏
株式会社電通 BXCC ARデザイナー 道寄 浩美 氏
全国児童養護施設協議会 会長 桑原 教修 氏
読売新聞東京本社 社会保障部 部長 小林 篤子 氏
児童虐待防止全国ネットワーク 理事長 吉田 恒雄
  約2万6000名のサポーター

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島尻 一成 様

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放射状に描かれた街並みは連帯した地域の輪を表しています。優しく見守る地域に囲まれた子どもは太陽のように明るく輝き、健やかに育ってほしいという想いが込められています。虐待対応ダイヤルをわかりやすくシンプルに配置することで、素早くコミュニケーションを取れることを意識しました。


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この度は、このような素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。
虐待の痛ましい報道を目にするたびに悲しみやつらい現実に心を痛めていて、問題解決のきっかけになればという思いから応募しました。
ポスターをデザインするにあたり、深刻な問題だからこそポジティブでインパクトのある表現を心がけました。
このポスターのように子どもが健やかに育ち、笑顔でいられる社会になることを願っています。

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明るい印象のシンプルなポスターである。
かわいい子どもと街を端的に表示しているので、目を引くと考えられる。よく観ると虐待防止運動のポスターであり、コピーで、やんわりと厳しい社会問題を伝えていることがわかるところもいい。

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後藤 絵里子 様

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困った時に助けを求められない中での子育てが、虐待に繋がってしまうこと、頑張りすぎず肩の力を抜いて子育てをすることの大切さを伝えたいという思いから制作いたしました。

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素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
私は保育士として子どもたちと一緒に過ごし、保護者の方々と関わる中で、子ども時代の環境の大切さを日々痛感しています。保護者の方々が悩み苦しんでいる時に受け入れてくれる人や、子どもたちが発信するSOSをキャッチしてくれる場所があるということをこのポスターで知ってもらえることを願っています。


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ほっこりとしたデザインとともに 、「頑張りすぎず肩の力を抜いて子育てをする大切さ」との制作意図が添えられています。全体として穏やかな色調で整えられ、のんびりくつろぐ親子の姿から優しさが伝わってきます。「子どもと子育てにやさしい社会が虐待のない社会につながる」との当団体の理念が十分に表現されている作品といえるでしょう。

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吉田 友哉 様
長谷川由希 様

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「見る人によって見え方が違う手」をコンセプトに、それぞれの人に虐待について考えてもらえるようなデザインを意識しました。子どもに伸びる「手」は救いの「手」であることもあれば、虐待をしてしまう「手」であるかもしれません。子育てに悩んでいる方にとっては、自身の行いを今一度見つめ直すこと、周囲に「もしかして」と思うことがある方にとっては、救える方法があるということを考えてほしいという願いを込めました。


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この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。今回のポスター制作にあたり、虐待の被害を受けてしまう子どもたちはもちろん、虐待をしてしまう人たちにも大きな悩みや不安がある場合があることを、改めて考えさせられました。
このポスターは見る人の立場によって、それぞれの心に訴えるものになるような、そんな想いを込めて制作致しました。


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シンプルでわかりやすいところが良いと思いました。
「子ども虐待防止」をアピールするポスターという意味で、誰にでも伝わりやすい印象をもちました。


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<ユース最優秀賞>

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清水 星汰 様

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思いやり やさしさはだれかの心をあたたかく明るくする。
困っている時には 手を差し伸べることが出来ればいいなそんな思いを表現し描きました。

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この度は最優秀賞に選んで頂きありがとうございます。
この絵は僕が拾った子猫をモデルに描きました。
拾った時、死んでしまいそうな状態でしたが、病院で治療を受け元気になりました。毎日お世話は大変ですが 小さな命が救えて良かったです。
困っている人・悩んでいる人に気づいた時 手を差し伸べる事が出来る、そんな大人になりたいです。
ポスターを通じて 優しさの連鎖が広がり 多くの人の心が晴れになれば嬉しいです。
この度は素晴らしい賞をありがとうございました。

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絵の具で描かれた画面に小さくちぎった色絵がたくさん貼りつけられ、丁寧に仕上げられた小学校4年生の作品です。「困っている時には手を差し伸べることができればいいな」との制作意図を込めて、差し伸べられた傘の下に安心したような子どもの笑顔が描かれています。子どもへのやさしいい眼差しが十分に表現されたキャッチコピーとデザインとして高く評価されました。

<ユース優秀賞>

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鈴木 綾菜 様

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身近にない虐待を考えるのにいい機会になりました。
幼い子たちが幸せな生活を送れるような世界になって欲しいと思います。

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この度は、素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。
今回、ポスターを制作しながら虐待について深く考えることができました。虐待を受けている人は、私たちが何気なく生活する中で気づかない小さなSOSを出しているかもしれません。SOSを見逃さないようにするために、私たちは虐待という行為に対して考えや理解を深めることが大切だと感じました。
 一人でも多くの子供たちの笑顔が守れるように私のできることをしていきたいと考えています。

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屈託のない笑顔はとてもインパクトがあり、見ていると元気がもらえるようです。その子どもが「幸せである権利」、「笑顔を守る義務」を訴えていることをおとなはしっかりと受け止め、行動する責務があることを思い起こさせてくれます。デザイン、キャッチコピー共に子どものパワーが十分に伝わってくる作品です。

<ユース優秀賞>

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田中 結奈 様

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私は、子どもたちに安心できる場所があればいいなと思います。ただ、居場所がなければ、自分で居場所を作ればよいのです。しかし、それができるのは大人だけで、子どもにはなかなか難しいことだと思います。子どもには必ず大人の力が必要になります。大人は子どもが安心できる場所を作ってあげることが大切です。一人一人に居場所があれば、世の中は平和になると思います。

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この度はユース優秀賞に選んでいただきありがとうございます。私は昨年もこの賞をいただき、さらに虐待について考えるようになりました。虐待のニュースを見るたびに心が痛みます。そして今も虐待に苦しんでいる子がいるかもしれないと思いました。もしそのような子がいるのなら、一人で抱え込まないで、いろんな人に頼ってほしいし、大人は子どもに寄り添って居場所を見つけてあげてほしいです。私のポスターが多くの人の支えや力となり、この世から虐待がなくなることを心から願っています。

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「子どもの居場所はあなたがつくる」というフレーズは、大人の責任を痛烈にひと言で指摘した意味で、オレンジリボンの趣旨からもユース作品として嬉しくなりました。

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<東京都福祉局長賞>

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福森 奈々 様

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子どもの虐待を防止するには周りの人が気づいて支えていくことが大切だと思っております。少しでも虐待を疑った場合は「児童相談所 虐待対応ダイヤル」のことを思い出してほしいという願いを込めて制作いたしました。子どもたちが健やかに生きていけるような社会になることを願っています。

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この度は東京都福祉局賞に選んでいただきありがとうございます。
しつけと思っていても子供に暴力を振るったり、食事を与えなかったり、不潔な環境で生活させたり、傷つくようなことを言ったり、それらは全て虐待です。
虐待を防止するには第三者からの声が必要だと感じこのようなポスターを制作しました。
このポスターを見た人が虐待に対して関心を持ち少しでも虐待のない社会に近づくことを願っています。

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笑顔だけではなく、傷を負い涙している顔が描かれていることで、虐待対応の緊急性を感じることができました。
「もしかして?気付いた時に 相談を」という覚えやすい標語も、虐待通告や相談をためらわないでほしいという、児童相談所の思いと通じる部分があります。
また、虐待相談ダイヤル「189」の大きさ、位置、色遣いがはっきりとしている点も素晴らしいと考え、この作品を選びました。

<株式会社アイビー化粧品賞>

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むくた 梨子 様

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子どもや家族を、町中で支え、関わり、見守っていくことが、子ども虐待防止に一番大切だと思います。

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この度は素晴らしい賞をありがとうございます。
私は2児の子育て中ですが、我が子を本当に愛しく思う一方で、心が折れそうになる場面が何度もありました。その度にパートナーや友人、幼稚園の先生、近所の方、街中で声をかけて下さる方など、様々な人に支えられて今があります。子育ては1人ではできません。家族で、街中で子どもを支える世の中になるよう願いを込めてこのポスターを作成しました。苦しんでいる子ども、養育者が少しでも救われますように。

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親子だけでなく、街並みや色々な年代の家族以外の人々の姿が描かれているところが良いと思いました。
子育ては当事者だけの問題ではなく、社会全体で見守り、支援していくものであるというオレンジリボン運動の主旨にふさわしい作品だと思います。

<公益財団法人SBI子ども希望財団賞>

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加賀田友子 様

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みんなの優しさで親子を包み込むことで子育てへの悩みや不安が少しでも癒され、穏やかな気持ちで子育てができるようになり、児童虐待がなくなってほしいという願いを込めて作りました。

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この度は素晴らしい賞をいただき、本当にありがとうございます。
このコンクールを通じて、子育てへの悩みや孤独から虐待をしてしまう親を責めるのではなく、『子育てにやさしい社会』を作ることが、子ども虐待の防止につながるのだと知り、そのためには一人一人の『やさしい心』が大切なのだと考え、それを表現しました。私がデザインしたポスターが、『子ども虐待のない社会』を実現する手助けになれたら幸いです。

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力強いオレンジ色をベースに慈愛に満ちた優しい顔のお母さんに包まれた笑顔の子どもが印象的です。さらにお母さんを包むオレンジのモチーフは私たちや私たち社会を表しているのでしょうか。
社会全体で親子を守るという強い意志が優しく印象的に描かれています。
子どもを守る親を守ること、親が心安らかに生活することが子ども守られて、安心して生活することに繋がるという当財団の考えにも一致しています。

<株式会社コミットコーポレーション賞>

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吉田 友哉 様
長谷川由希 様

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「見る人によって見え方が違う手」をコンセプトに、それぞれの人に虐待について考えてもらえるようなデザインを意識しました。子どもに伸びる「手」は救いの「手」であることもあれば、虐待をしてしまう「手」であるかもしれません。子育てに悩んでいる方にとっては、自身の行いを今一度見つめ直すこと、周囲に「もしかして」と思うことがある方にとっては、救える方法があるということを考えてほしいという願いを込めました。

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この度は、素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。
子どもは親から愛情をもらうことで安心してすくすくと成長していきます。ですが、親からの愛情をもらうことができず虐待を受け恐怖を感じながら生きている子どもも世の中にはいます。
このポスターを通じて、沢山の方にオレンジリボン運動を知ってもらって、子どもたちが悲しい思いをすることなく、笑顔で毎日を生きることができる社会になることを願っています。

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「見る人によって見え方が違う手」というコンセプトは本質を捉えるための感度を高く持っておく必要があるということが強く伝わってきます。また、その手が救いの手でありますようにというキャッチフレーズも、本質は何かと考えさせられる素晴らしい表現だと思いました。

<株式会社GSクラフト賞>

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田中 杏奈 様

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子どもたちが親のもとでのびのびと安心して生活できる社会をみんなで支えあって作っていけたらいいという願いを込めて製作しました。

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この度は、素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。
子どもは親から愛情をもらうことで安心してすくすくと成長していきます。ですが、親からの愛情をもらうことができず虐待を受け恐怖を感じながら生きている子どもも世の中にはいます。
このポスターを通じて、沢山の方にオレンジリボン運動を知ってもらって、子どもたちが悲しい思いをすることなく、笑顔で毎日を生きることができる社会になることを願っています。

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弊社がぬいぐるみ製作会社であるため、クマのかわいらしいキャラクターで訴求する表現がとても合っていると考えます。
何故、オレンジリボン活動をするのか。会社として、ポスターを配布、掲載する際にも自身に周りのかたに問いかけ直すきっかけを作ってくれるイメージを感じ、選定いたしました。

<全国遊技機商業協同組合連合会賞>

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今井 和瑚 様

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私が「一番愛情を感じる瞬間」はなんだろうと考えたとき、ぱっと頭に浮かんだのが大切な人に抱きしめられた時でした。その反面、このような愛情を知らない、特に虐待を受けている子ども達もいるんだという現状も知り、胸がいたみました。このポスターでは少しでも多くの人がそんな子ども達のSOSに気付き、ぎゅうっと抱きしめてあげられるような社会になればいいなという思いを込めました。

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この度は「全国遊技機商業協同組合連合会賞」にお選びいただき、誠にありがとうございます。幼い頃、親や周囲の人から受けとった愛情やあたたかさは、大人になっても強く心に残っています。このポスターをきっかけに、少しでも多くの人が児童虐待について考え、あたたかさを育むきっかけになれば幸いです。

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大切な人に守られている子供の描写に、非常に暖かい温もりを感じることができ、オレンジ色の部分が多いため、目立つこともあり、ポスターを掲示した際に多くの方々の目に留まる作品と思い、選定いたしました。

<大和商事株式会社賞>

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佐藤 光 様

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母親の腕をオレンジリボンに見立て、やさしく子どもを包み込むモチーフをメインにしました。子どもの笑顔は母親はもちろん、周りの支えもあってつくられ、笑顔の花が周りに広がる様子を表現しました。

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この度は素晴らしい賞にお選びいただき、誠にありがとうございます。
私の身近にいる親子と触れ合う経験をもとに、子どもはもちろんその親も含めて、周りの温かいサポートと楽しい笑顔にあふれる環境が増えるべきだと感じました。世の中は目まぐるしく変化し、多様な価値観が広がりつつありますが、この受賞をきっかけに、私自身も優しいまなざしをもつ姿勢を忘れないでいたいです。

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お母さんが子供を包み込む優しい親子の笑顔がとても素敵で、あたたかさを感じる作品が印象的です。

<日本労働組合総連合会賞>

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石附 秋彦 様

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子ども虐待のない社会のため、一人ひとりが関心を持ち、かかわってゆくことで、虐待のない社会をみんなでつくりあげてゆくことを、オレンジリボンが描かれた積み木で表現をしました。笑顔の大人が積み上げる積み木は、子ども達の健やかな成長を見守りながら、オレンジリボン活動のさらなるひろがりをイメージしています。キャッチコピー「ひとりじゃないよ」は、悩んで虐待に及ぶ保護者の相談のきっかけになるように、友人が語りかけるような言葉にしました。

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この度は賞に選んでいただき大変嬉しく思います。
大変難しい問題であり、どうしたら一人ひとりが行動を起こせるのか、また、そのきっかけになるのかの考えてポスターに表現しました。オレンジリボン運動が広まり、悲しいできごとが少しでも無くなっていけばと願います。事務局の皆様、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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積み木をモチーフにしたことで、児童虐待のない社会は、地域のみんなで助け合うことによって築き上げられるという趣旨が、視覚的に分かりやすく伝わってくる。また、「ひとりじゃないよ」という優しい語り口調のキャッチコピーは、子どもも大人も親近感が持てると思います。

<東日本遊技機商業協同組合賞>

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久木 理恵 様

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住居から漏れ出す子どもの泣き声。一聴すると、ただ子どもが駄々をこねていたり、兄弟喧嘩をして泣いているだけに感じます。しかし、聞こえてくる泣き声の中には虐待にあっている子どもからのSOSが隠れていることもあるのではないかと思います。考えているその間にも虐待を受けた子どもたちの心身は傷ついています。189にダイヤルして、虐待にあう子ども達が笑顔になれる未来が来て欲しい。そんな思いでこのポスターを制作しました。

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この度は、素晴らしい賞に選んでいただきありがとうございます。私は児童画教室で働いており、元気いっぱいの子ども達の笑顔はかけがえのないものだと日々感じています。しかし、虐待により笑顔になれない子どもも多くいるのが現状です。そんな子ども達のSOSに気づいてもらいたいという思いでポスターを作成しました。このポスターを通して、悲しいおもいをした子ども達に笑顔になってもらえることを願っております。

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虐待のほとんどは周囲の大人が知り得ないところで起こっている。
些細なことでも相談する勇気をもって行動してほしいという訴えがとても分かりやすく、またあえてオレンジではない色を使って表現しているところがとても分かりやすいと感じましたので、今回選定しました。

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駿河台大学 メディア情報学部
教授 城井光広

アイデア豊かな完成度の高い作品の数々に今回も巡り合うことができました。
徐々にコロナ禍も落ち着いてはきたものの、その最中にアイデアを練り完成された作品達です。自宅や学校や職場で深く考えて、じっくりと時間をかけて仕上げられたものではないでしょうか。残念ながら選外になった作品も,あと1歩のところだと思います。次回にまた新しいアイデアでぜひ応募してほしいです。社会活動も次第に活発になってきた今日この頃です。掲示されるポスターが多くの方の目に止まり,虐待予防や防止に繋がることを願うばかりです。

株式会社電通
BXCC ARデザイナー 道寄浩美

本年度も「虐待を止めたい」から「社会全体で親子を守っていこう」という想いのこもったポスターが増えた印象です。審査員としても一人の母として大変心強く感じました。作品のレベルも高くて驚きました。技術面だけでなく作者様のお考えがコンセプトやコピーにしっかりと軸が通っているものほど、デザインへの落とし込みまで完成度が高い印象です。そういった意味で、メッセージとその構造を読み解きながら選ばせていただきました。
自分が社会に発信する意義をじっくり考え、自分の想いに深く向き合うところに、その人にしか描けない創造があると考えております。そのようにじっくり取り組まれたと感じられる、多くの作品に出会えました。
今年も素晴らしい作品を届けてくださり誠にありがとうございました。

読売新聞社東京本社社会保障部
部長 小林篤子

虐待している親を責めるのではなく、社会全体で子育てを応援したい。そんなメッセージが込められた作品が多く寄せられ、選考しながらとても温かい気持ちになりました。それぞれが素晴らしく、優秀作品を絞り込むのが心苦しく感じたほどです。ポスターになって街中に貼られたら、きっと見た人々の心に響くことと思います。
ユース部門の作品も非常にレベルが高く、コメントからは虐待を取り巻く現状をよく学んでから制作に臨んだことが伺えました。未来を担う若者たちのパワーに希望を感じています。

全国児童養護施設協議会
会長

コロナ禍の中で、直接作品に触れる機会は久しぶりで新鮮でした。「189」に加えて、相談専用ダイヤルの番号が加わったことで、ポスターへの印象が良い意味でソフトになった印象があります。ポスターの意義もステップアップしたようで、馴染みやすくなった気がしています。本事業の継続に感謝しています。

児童虐待防止全国ネットワーク
理事長 吉田恒雄

今年度のポスターコンテストでは、一般の部の応募では昨年度を上回り424作品となり、ユースの部では昨年度の3倍以上の363作品の応募がありました。その中には学校で事前学習が行われたことを窺わせる作品も少なくなく、教育の現場で虐待問題への取組みが進められてる様子を見て取ることができました。
 応募作品では、虐待された子どもの悲惨さや虐待の残酷さを訴える作品は影を潜め、子どもの笑顔を正面からとらえたり、「子どもと子育てにやさしい社会」の実現を訴える作品が数多くみられ、審査も和やかな雰囲気の中で行われました。「子ども虐待のない社会の実現」には、地域での優しい見守りや声掛けなど、一人ひとりができることをすることが大切であるとの認識が、このコンテストを通じてさらに広がっていくことを期待しています。

東京都福祉局 様

毎年、多くの素晴らしい作品のご応募があり、選考が非常難しいところでございますが、今年も同様でございました。どの作品からも、児童虐待防止への熱意を感じることができました。東京都は、「東京OSEKKAI化計画」の理念でもある、「地域で子どもたちを見守るという」メッセージが込められているかという視点で選考させていただきました。
このポスターコンテストによって、より多くの方にオレンジリボンの志が伝わり、子どもたちを含めた家庭を見守るような社会になっていくことを願います。今後とも児童虐待防止事業へのご協力の程、よろしくお願いいたします。

株式会社アイビー化粧品 様

先行きの見えなかったコロナ禍にもようやく収束の見通しが立ち、少しずつ今までの日常が戻ってこようとしている中、問題を抱えながら地域の中で未だに孤立している親子に対して、社会全体でケアしていくことが喫緊の課題となっています。
そのような状況を踏まえて、本年は椋本さんの作品を選ばせて頂きました。
オレンジのリボンで囲まれた親と子供だけでなく、街並みや、色々な年代の家族以外の人々の姿が描かれているところから、子育ては社会全体で見守り支援していくものだという作者の思いが伝わってきます。
ポスターを掲示することで、少しでも多くの方に児童虐待問題に関心をもって頂き、画面の中の人々のように誰もがいきいきと明るい表情で過ごせる社会を作れるよう、一企業としてこれからも尽力してまいります。

公益財団法人SBI子ども希望財団 様

今年度も大変素晴らしい作品が多く、選考に苦慮しました。
虐待をストレートに表現する作品から、子どもの笑顔や未来を大切にするということを子どもたちを取り巻く大人や社会へ訴えるような作品が多くなって来たと感じています。
さらに、子どもを守るということは当然でありますが、親子を守るという、児童虐待の背景にある大人の生きづらさや子育ての大変さも理解したうえでの作品が散見されて児童虐待に対する意識の高まりを感じています。
応募してくださった皆さまに心より御礼申し上げます。

株式会社コミットコーポレーション 様

毎年共催させていただいておりますが、幅広い年代の方からの作品応募があり、子ども虐待の認知度が上がってきていることが伺えます。今年度の作品もたいへん素晴らしい作品ばかりで選考に苦慮しましたが、オレンジリボンのイメージだけではなくポスターから感じる違和感から何かを気付ける作品に焦点を当てて選考させていただきました。違和感にいち早く気付く感性を持つことが、子どもたちを救う力になると感じています。

株式会社GSクラフト 様

今年も子供たちの未来を明るいものにしたいという気持ちを持って選定に臨みました。今年のGSクラフト賞に選定させて頂いた作品も明るく可愛いイメージを持って、課題を訴求する力を感じたため、弊社の取り組みと、とても合っていると感動いたしました。
ポジティブなメッセージやイメージを今後も忘れないように活動したいと改めて感じます。今年のポスターコンテスト全体では、若い世代の応募が多かったと伺い、嬉しい気持ちです。おうち時間が増えたことによる副作用と考えても製作やアートを通じて、今後も子供たちが意見を発しやすい、大人たちが意見を受け入れやすい社会になればと思います。

全国遊技機商業協同組合連合会 様

今回の応募作品は、オレンジリボンが児童虐待の無い社会を目指す活動の中で、手と手が繋がりあう作品や、オレンジリボンと手が結ばれる作品が多く、困難な状況に陥っている親子に、手を差し伸べることへの大切さを改めて感じさせる作者の想いが伝わりました。
子供が大人や家族に守られて笑顔で過ごしている作品も多数あり、当連合会においても、今回選考させて頂いたポスターは、子供が大切な人に抱きしめられている作品になりますので、積極的にポスター掲示することで、オレンジリボンの活動へ更なる協力を実施したいと思います。

大和商事株式会社 様

年々若い年代の作者が増え、今後のオレンジリボン運動の広がりを想像しながら選考しました。弊社のメインとなる掲載場所の通行量が多いため、例年一番重要にしている要素はキャッチーで分かりやすいということです。そういった意味では今年のコンテストは「リボン」「ハート」「親子」等のある意味"定番"を使用した作品が多く見られた中で、それぞれの個性を散りばめて表現しているので、社内選考では色々な意見のばらつきが出た今年度のコンテストでした。

日本労働組合総連合会 様

日本労働組合総連合会(連合)は今回で14回目の共催となります。今年度の作品も「児童虐待をなくしたい」「大人たちみんなで子どもを守る」といった強いメッセージを感じる素晴らしい作品に巡り合うことができました。年々、児童虐待に対する意識の高まりを感じます。職場や労働組合でポスターとして掲示した際に目を引く作品を選出することができたと思います。
児童虐待の防止を含め、子ども・子育てを社会全体で支える仕組みの実現に向けて、「オレンジリボン公式ポスターコンテスト2023」特別賞として選ばせていただいた作品を通じ、労働組合の組合員をはじめ、多くの方に向け児童虐待防止を一層喚起していきます。

東日本遊技機商業協同組合 様

私たちはパチンコ機の製造、販売、パチンコ店における付帯設備の製造、販売を行う会社で構成する商業組合として60年余りにわたり活動を行っております。以前より、パチンコ店駐車場に駐車している乗用車内に幼児が置き去りになり、尊い命が危険に脅かされ、あるいは犠牲となってしまうというな痛ましい事件がありました。このような事件を未然に防ぐために、オレンジリボン運動を業界の中で浸透させ、こうした事故のない、また子供たちが虐待を受けることのないよう、社会生活の中で気を配れるようになればとの思いで啓蒙活動を続けております。
今回のポスターコンテストでも素晴らしい多くの作品を目の当たりにし、私どもの賞を選ぶだけでなく、児童虐待のない社会について話し合い、認識を深めるきっかけになっております。今回選ばせていただきました久木理恵さんの作品を使ってポスターの作成や機関紙への掲載を通じて啓蒙活動を行い、今年度のオレンジリボン活動の顔として役立てていきたいと思います。

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