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親子健康手帳普及協会「20年をつづる母子健康手帳」を作成・普及

2017.09.11お知らせ

親子健康手帳普及協会「20年をつづる母子健康手帳」を作成・普及

 一般社団法人「親子健康手帳普及協会」は、妊娠中から子どもが20歳になるまで記録できる母子健康手帳(母子手帳)を作成し、自治体や個人への普及を進めています。一般的な母子手帳の記載欄は6歳までですが、この母子健康手帳は、成人までの予防接種歴や病歴などを記録することができ、大人になってからの健康管理にも役立てられるほか、子ども虐待の防止や発達障害の早期発見につながる記載も多く盛り込まれています。

 手帳はB6判で136ページ。身長や体重の変化をグラフ化した「成長曲線」の活用方法のほか、子育てや子どもとの接し方に関するきめ細かい情報、地元の相談機関などの連絡先を表紙の目立つところに記載できるようにするなど、子ども虐待の予防や発達障害の早期療育につなげる工夫も随所に見られます。

 親子健康手帳普及協会様には、この母子健康手帳の普及を通じて、子ども一人ひとりの成長を支援し、子ども虐待のない社会の実現を目指す「子ども虐待防止オレンジリボン運動」にご協力いただいています。

母子手帳.png

「20年をつづる母子保健手帳」の詳細については、親子健康手帳普及協会ホームページ(外部リンク)をご覧ください。

http://oyako-kenkotecho.com/

参考)母子健康手帳とは
妊娠期から子が6歳になるまでの健康状態について親や医療関係者が1冊に記録し、家庭で保管するもの。届け出をしたすべての妊婦に市町村が配布するよう、母子保健法で定められています。前半の記録部分は全国共通、後半に載せる健康や育児に関する情報は、独自に作成することが認められています。