あなたにできること

 

虐待と思われる事実を知ったときには通報してください

子ども虐待を発見したり、著しく子どもの様子が変だと感じたら、児童相談所(児童相談所共通ダイヤル189)や市町村の担当窓口、福祉事務所に通告をしてください。

子育て中の親子に、やさしいまなざしをお願いします

ご近所や外出先で出会った子育て中の親子に、やさしいまなざしをお願いします。赤ちゃんに微笑みかけたり、階段で困っている親子を見かけたらベビーカーの持ち運びを手伝ったり、そんな些細なあなたの行動が、子育て中の親子の心の支えになることもあります。

「子どもをひどく叱っている」......など、日常的ではないけれど、気になる親子の様子があったら、可能なら声をかけてみましょう。育児の悩みを話せる相手がいれば、もしかしたら心が少しおだやかになるかもしれません。でも、あなたが受け止めきれなかったら、無理することなく、児童相談所(児童相談所共通ダイヤル189)などで連絡し、専門職の支援にゆだねましょう。

子育てに悩んでいる人は、ひとりで抱え込まずに相談してください

昔から「三つ子のたましい百まで」といわれてきましたが、人間の子どもは、たましいも頭脳も三歳までにほぼ出来あがってしまうといわれています。その言葉と矛盾するようですが、人の子どもほど与えられた能力が発揮できるようになるまで時間のかかる動物もいません。赤ちゃんが最初に学ぶことは「口から食べ物をとりいれ、肌の接触で人の温かさを取り入れ、耳からは優しさを取り入れ、目で自分の世界を取り入れていく」と言われています。赤ちゃんは三歳になるまでにこれらのことを無意識に心と頭で学んでいるのです。そして、大人になるまで何回か反抗期を迎えながら自立の準備をしていきます。

人は、赤ちゃんであっても大人であっても、深い孤独感を無意識のうちに感じていると思います。

子どもは、大人に優しく声をかけられ、育まれることを待っています。しかし幼く、寂しさを感じていること、一人心の中で悩んでいることを上手に表現できません。愛されたい思いを受け取ってと、大人へのサインを必死で送っていることでしょう。

子どもたちは求めています~温かいまなざしと、はげましの言葉と、あなたの微笑みと、すべてを受け止めてくれる大きな心を~。

楽しみに待っていた赤ちゃんなのに、いざ子育てしようとしたら、迷うこと、困ってしまうことばかりですね。

子育てしているあなたが深い寂しさに襲われたら、あきらめずに周りを見回して見つけてください。きっと、あなたのまわりにも、温かいまなざしと、はげましの言葉と、あなたへの微笑みと、すべてを受け止めてくれる大きな心を持った人がいるはずです。

ひとりで不安になったら、地域の保健師さんに相談してみませんか? 地域の子育てサークルに行って、お母さん同士で話をすることもいいかもしれません。案外、同じ様な悩みを持っていて、肩の荷が下りるかもしれません。

お母さんやお父さん自身が小さい頃に虐待を受け、その記憶に苦しめられ、子育てを難しいと感じていたり、子育ての不安がとても大きくなって、子どもに暴力をふるったり、逆に子育てを放棄したくなってしまったら、すぐに受話器を取って、子ども虐待防止のために民間団体が行っている電話相談に電話しましょう。

抱え込まずに、誰かにSOSを出すことで、きっと解決策が見つかります。

民間団体による電話相談先は「相談窓口一覧」へ

虐待で苦しんでいる子どもは、がまんしないで相談してください

子ども虐待とは「子ども自身が、耐え難い苦痛を感じること」です。何も悪くないのに日常的に殴られたり、きょうだいの間でひどい差別があったり、食事をさせてもらえなかったり、怯えが止まらないほど繰り返し叱られたり、お父さん、お母さんから性的ないたずらや関係を強いられたりしていませんか? たとえ殴られなくても、体に傷がつかなくても、心がつらかったら、電話をかけてみてください。

子どもからの電話相談はチャイルドライン「相談窓口一覧」へ

虐待と思われる事実を知ったときには通報してください

子ども虐待を発見したり、著しく子どもの様子が変だと感じたら、児童相談所や市町村の担当窓口、福祉事務所に通告をしてください。

地域に住む私たちには、関係機関への通告の義務があります。また、学校や児童福祉施設、病院、その他の子どもの福祉に業務上関係のある団体、また、学校の教職員、児童福祉施設の職員、医師や保健師、弁護士、その他子どもの福祉に職務上関係ある人たちには、虐待を受けている子どもの早期発見と、虐待を受けていると思われる子どもを発見したときに速やかに関係機関に通告する義務が課せられています。

通告は、直接虐待をしているところを目撃していない場合でもできます。体に殴られたようなあざや切り傷をつけた子どもがいる、汚れた衣服を着て食事を与えられていないような子どもがいる、子どもが厳冬期に戸外に長時間出されている、子どもの姿は見たことがないけれど火がついたように泣いているのがいつも聞こえる、小さな子どもを残して両親がいつも外出し食事や世話を十分にしていない...。このように、著しく様子がおかしい、適切な養育を受けていない子どもがいるようだ、と気づいた方は地域の児童相談所に通報してください。

通告は、電話でも手紙でもかまいません。通告した人の秘密は守られます。通告した後で虐待でないとわかっても、通告した人に罰則はありません。

全国の児童相談所は「相談窓口一覧」へ

虐待を受けた子どもたちの自立を支援する輪に協力してください

虐待を受けた子どもたちの中には、ともすると対人関係を上手に持てなくなる子も出てきます。虐待を受けた傷が癒えないために、学校を続けられなくなる子どもも多くいます。自分のことで精一杯になり、必死に生きようとしてうまく行かず、非行に走ったりすることもあります。

でも、同年齢の子どもの多い学校では自分の力を発揮できなかった子どもでも、周りにいる大人しだいで大きく変わり、成長することができます。

子どもたちは、秘められたたくさんの能力を持っています。大きな心を持った大人のもとや社会で、いろいろなことを学び、成長していくことができます。

以前は、子どもたちの生活を引き受け、職場を提供しながら育ててくれる「職親」さんがたくさんいました。現在でも、虐待を受けて自分の家に帰れない子どもたちを受け入れてくれる職場が増えています。社宅を提供してくださり、子どもを支えてくれる会社もあります。

子どもたちが社会の中で自立し、しっかりと生きていけるように、どうぞ、この子どもたちに門戸を開き、その能力をあなたの職場で開花させてあげてください。

虐待を受けた子どもたちの親代わり(里親)になってください

虐待を受けた子ども達は、大人を信頼できなかったり、自分のせいだと自分を責めてしまったりしてしまうことがよくあります。彼ら自身の心が元気を取り戻し、自分や人に対する信頼を回復するには、安心して生活できる環境にいて、心の拠りどころのベースとなる、じっくりと特定の一人の大人との深い心の絆をつくることがとても大切です。そして、自立した後にはいつでも相談に帰れる心の安全基地がなくてはなりません。

本来ならば自分を愛して守ってくれる親の元でその回復ができればいいのですが、親の元では安心して生活できる環境がなかったり、親と一緒に暮らすことが危険な場合もあります。

そこで、「里親」という制度があります。自分の家庭で一緒に暮らし、安全を保証し、深い絆を作ることで、その子の回復と成長・自立のための手伝いをするのです。

子ども達の性格や状況は、一人ひとり違います。家庭の中に子どもを受け入れ、そのかわいらしさや優しさ、育ち、時には自分ではどうにもならない怒りの発露を間近に見守りながら地域の中で一緒に暮らし続けるのは、うれしいことも、なかなかたいへんなときもあります。そのようなとき、里親同士のつながりや、親戚や地域がまたとない支えになってくれることが多くあります。また公的にも研修や経済的な支援、保育園通園などについても柔軟な対応がとられています。

一人の大人として、一人の子どもをずっと見守っていくのは、虐待を受けて生き延びた子どもへの、最大の支援ともいえます。

あなたも「里親」になってみませんか?

詳細は、児童相談所や全国の里親会アン基金プロジェクトなどにお問合せください。

 

オレンジリボン運動とは

NPO法人児童虐待防止全国ネットワークが総合窓口を担っている児童虐待防止の広報・啓発活動です。

ご協力のお願い

児童虐待防止にみなさまのお力をぜひお貸しください。

ただいまのサポーター数
13095
2016年8月22日現在

団体の方へ | 企業の方へ

フェイスブック
公式ポスターコンテスト
サポーターメッセージ
映画「うまれる」
自分で作れる手作りリボン

サイトマップ